2021 年 1 月 10 日(日)、オンラインで総会・初点式が実施された。協会員のみによる総会に続いて行われた初点式では、裏千家淡交会オレンジカウンティー協会より招待客を迎え 68 名がスクリーン上に集った。
ロビンソン幹事長は開会の挨拶にて、パンデミックで従来の活動が困難となりつつも、リモートで宗旦忌、和菓子作りワークショップなどの活動ができたことを嬉しく思う、と異例の 1 年を振り返り、2021 年が平穏であることを願った。堀会長は、坐忘斎御家元が13 代圓能斎御家元が約 100 年前に創案した「各服点」について取り上げられたことに触 れ、北米茶道リレ ーをはじめとする新たな取り組みを振り返った。武藤顕 在ロサンゼルス日本国総領事からは、「一盌からピースフルネス」という理念をもち茶道普及をする当協会の活動はこの困難な状況が続く中で特に大切であると、ビデオメッセージをいただいた。
自宅待機令のため点初めは行うことが叶わず、上杉宗裕氏が点てる一盌とともに、参加者もそれぞれが一盌のお茶を点て、新年を寿いだ。 禅宗寺茶道部の児玉宗信氏を講評に迎えた和菓子コンテストでは、力作が集まった。恒例の福引の後、ロビンソン幹事長が参加者へ謝辞を述べ、2021 年の初点式を閉会した。